身の詰まった1年物厳選殻付き牡蠣
地元牡蠣漁師からの新しいご提案
カッカ。ゴツゴツした殻をピックで突いてこじ開けると、殻からはみ出しそうな程の真っ白い牡蠣がプルンッと。
磯の香りとともに、みずみずしい汁が滴る。
波の音さえ聞こえてきそうな新鮮味は、殻付きならでは。
高栄養低ストレスな環境で育った一年物の牡蠣は、エグみの少ない爽やかな味わい。
地元の牡蠣漁師だけが知っていた最上の贅沢をお客様のもとにお届けします。
戸倉っこ牡蠣生産グループ
戸倉っこかき 特選殻付き牡蠣の特徴
1年物の殻付き牡蠣。
通常、2〜3年養殖されたもののほうが大きくなりますが、ひとつひとつの牡蠣に十分な栄養が行き渡る状態であれば、1年でも同等の大きさに生育することが可能です。
そして、海中にいる期間が短ければ短いほど、排卵による消耗や病気・悪天候などのストレスにさらされる度合いは低くなります。つまり、1年物は、高栄養低ストレスな環境で育った良質な牡蠣なのです。
1年物を実現できた理由
それは、環境配慮型養殖の成果。
南三陸町戸倉地区では、日本で初めてASC養殖場認証を取得し、湾内の環境や生態系に負荷をかけない養殖であることが認められました。
牡蠣が養殖されている志津川湾内には、天然のアワビやナマコ、豊かな藻場が育ち、多様な魚類や海鳥の集う環境が広がっています。
日本初のASC養殖場認証を取得
「収穫量が減っても、養殖方法を変える。」
東日本大震災で養殖場のすべてを失った宮城県南三陸町戸倉地区。以前は生産量を上げることがすべてで、質より量を目指していたが、震災で経験したことは10年20年先も安定して生産できる漁場を子や孫の世代に残すことの大切さだった。
決断したのは、養殖棚の数をこれまでの3分の1に減らすこと。そのおかげで、湾内の栄養分が牡蠣ひとつひとつに行き渡り、1年でも立派な牡蠣に成長するようになりました。
2016年3月、日本初となる海のエコラベルであるASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)国際認証を取得しました。ASC国際認証は、養殖による環境への負荷を軽減し、養殖業にかかわる人や地域社会に配慮した「責任ある養殖物」である証明です。
世界的に見れば、スタンダードになりつつあるASC国際認証。半歩先の未来では、「おいしくて」「責任のある」食べ物を選ぶことがあたりまえになっているかもしれません。
日本初のASC認証の牡蠣には、戸倉の牡蠣漁師たちの努力と誇りが詰まっています。